【広島】不動産査定で中古住宅の価格を下げないコツ 広島市で売却

土地総合情報システム

国土交通省が運営する「土地総合情報システム」では、過去の不動産取引の価格情報を閲覧することができます。このサイトのデータベースは、実際に不動産取引を行った人のアンケート情報に基づいていることが特徴です。

「中古マンション等」や「土地と建物」など複数の種類から対象を選べるため、利便性は高いといえます。ただし、正確な住所を指定した買取相場までは調べられないため、あくまで参考情報として活用するとよいでしょう。

REINS Market Information

成約価格を基にした不動産情報を掲載している「REINS Market Information」は、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営するサイトです。サイトを利用する際は登録料などが発生せず、インターネット環境が備わっていれば無料で利用できます。

「築年数」や「建物面積」など、ある程度細かく検索することはできますが、詳細な物件情報まではわかりません。そのため、「土地総合情報システム」と同じく、大まかな参考価格を調べるサイトとして活用してください。

価格天気図

株式会社東京カンテイが運営している「価格天気図」は、天気のマークで中古マンションの価格動向を表しています。都道府県別の中古マンションの価格を、天気図形式でわかりやすく把握できるため、使い方次第では便利です。

ただし、これら一般公開されているサイトを使って、中古住宅に関する詳細な買取相場を把握するには、多くの手間と時間がかかります。そのため、まずは信頼できる仲介業者へ依頼するのが近道です。

広島不動産売却センターでは、広島県・広島市の過去の不動産売却事例を、写真つきで公開しています。中古住宅の不動産査定を検討しているという方は、ぜひ以下のページをご覧ください。

欲が出て売却のタイミングを逃す

中古住宅などの不動産を売り出した際、こちらが設定した売却価格より低い価格で買取したいという買い手が、すぐに現れるケースもあります。注意しなければならないのは、設定価格よりも低いからという理由で断ると、長い期間売れ残ってしまう可能性がある点です。

一度目の買い手がすぐに現れたからといって、次の買い手もすぐに見つかるとは限りません。売れ残ってしまうと、結果的に低い価格で売り出すことになってしまいます。

売却のタイミングを逃さないためにも、はじめの売却価格を少し高めに設定しておき、買い手側からの値引き交渉に対応できるなどの駆け引きも大切です。

査定額の高さだけで仲介業者を選ぶ

不動産の一括査定サイトなどを利用すると、相場よりも高い査定額を提示してくる不動産会社もいます。しかし、不動産会社側が媒介契約を結びたいために、実際の査定額とはかけ離れた価格を報告している恐れもあるのです。その場合、不動産を売り出したものの、なかなか買い手が見つからないという状態に陥ってしまいます。

売却価格を徐々に値下げしなければならず、場合によっては相場価格よりも低い価格で売り出すケースもあります。なぜなら、不動産業界では何度も値下げを繰り返す物件は、問題を抱えていると判断されやすい傾向にあるからです。結果的に損をしないためにも、仲介業者を査定額の高さだけで選ばないように注意しなければなりません。