【広島】不動産売却の疑問！戸建てやマンションを売る理由と時期

住み替え

1つ目の理由は、戸建て・マンションなどの住み替えです。例えば、結婚や出産、子どもの1人立ち、親との同居など、ライフステージの変化に合わせて家族構成は変化します。そのため、最適な居住スペースへの住み替えに向けて、不動産売却を行って資金を作るという方は少なくありません。

また、売却方法には、「売り先行」と「買い先行」という2種類があります。「売り先行」とは、現在の住まいを売却した後、新居を探す方法であり、「買い先行」とは、新居を見つけてから現在の住まいを売却する方法です。「買い先行」では、売却のタイミングによって住宅ローンを二重で支払うことになるため、注意しなければなりません。

資産整理

2つ目の理由は、相続した不動産や空き家などの資産整理です。例えば、亡くなった親の不動産を相続して、自身は住んでいないという場合でも、固定資産税を毎年納める必要があります。特に、「特定空き家」と呼ばれる空き家を所有している場合、固定資産税は6倍になってしまうのです。「特定空き家」とは、倒壊の危険や衛生上の害があるとされる空き家のことを指します。

戸建て・マンションなどの不動産売却を行うことで、余分な固定資産税や維持管理費を減らせる上、現金化できるメリットがあります。

転勤や転職

3つ目の理由は、転勤や転職などライフスタイルの変化によるものです。世帯主などが転勤や転職する場合、通勤圏内の戸建て・マンションへ移るために不動産売却を行います。転勤や転職で不動産売却する際は、住み替えのケースと同じく、売却のタイミングに注意が必要です。

1～3月の需要が高い

1～3月は、不動産売却の需要が高いとされています。なぜなら、年度が切り替わる4月から新生活をスタートさせる人は多く、新居を探している人が他の時期と比較して増えているためです。ただし、不動産売却には通常3ヵ月程度の期間を要します。

そのため、遅くとも12月頃には売却に向けて動き始め、1～2月頃には売り出せるようにしておくのがベストです。

築10～15年を目安に

戸建て・マンションなどの不動産は、築年数が経過するたびに段々と価格が下落していきます。特に、築15年を超えたあたりから下がり幅も大きくなるため、できるだけ高額で不動産売却したいのであれば、築10～15年での売却を目指しましょう。

高い価格のタイミングで不動産売却できれば、それだけ手にできる資金も多くなり、その後の生活設計がしやすくなります。

築年数で税額が変化

不動産売却の際は、譲渡所得税が発生しますが、その税率は築年数に応じて変化します。

• 築5年以下：39.63％
• 築5年超：20.315％
• 築10年超：20.315％
• 築10年超（軽減税率適用の場合）：14.21％

上記のことからわかるように、築年数に応じて税率は変化するため、得られる利益にも大きく影響してきます。例えば、10年超の場合は、軽減税率が適用できるか否かで、譲渡所得税が約6％も異なるのです。

売却の適切なタイミングや築年数を考慮して、計画的な不動産売却を行うためにも、まずは実績のある専門家へ相談することをおすすめします。

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