【広島】不動産売却の流れ 空き家や土地の売却もまずは査定から

分筆の必要性について専門家に相談

分筆を検討している際、不動産会社などの仲介業者に相談することは重要といえます。分筆の際には、一般的に数十万から数百万円もの費用がかかるためです。不動産の条件によっては、分筆することなくそのままの状態で売却した方がよいというケースもあります。

ただし、広い土地の場合は分筆することで、住宅用の土地として買い手がつきやすい場合もあります。いずれにしても、分筆の必要性についてまずは専門家へ相談することが先決です。

一般市場での売却か、不動産会社の買取か

土地の売却に限らず、不動産売却では主に2種類の方法があります。1つ目は、一般市場で売却する方法で、不動産会社を仲介として一般の買い主へ売却するというものです。2つ目は、不動産会社に対象の土地を買取してもらうという方法です。

買取の場合、不動産登記などの条件次第では、1週間程度で買取してもらえるケースもあります。ただし、一般市場の売却と比べて、売却価格は約60％～70％が相場です。「早めに現金化したい」「じっくり高値で売却したい」など要望の有無を不動産会社へ相談して、売却と買取のどちらが適切か判断してください。

1．電話やメールフォームで問い合わせ

まずは、査定を依頼したい不動産会社へ電話やメールフォームを使って問い合わせましょう。特に電話で問い合わせを行うことで、専門家による細かなヒアリングもできるため、スムーズな査定依頼へ繋がりやすくなります。

2．不動産査定

査定には、「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。「机上査定」とは、築年数や居住区域などの物件情報で査定する方法です。

一方、「訪問査定」は実際の物件状態や周辺環境なども考慮した上で、より正確に査定額を算出できる方法です。不動産会社との連絡で決まった日時に、担当者の訪問による不動産査定が実施されます。

3．媒介契約を締結

不動産会社が提示する査定額に納得した上で、媒介契約を結びます。媒介契約は以下のとおり3種類あり、希望の契約方法を自由に選ぶことが可能です。

• 専属専任媒介契約：複数の仲介業者と契約せず、依頼者自身が買い主候補を見つけた場合も仲介業者を通じて契約する
• 専任媒介契約：複数の仲介業者と契約せず、依頼者自身が買い主候補を見つけた場合は直接契約できる
• 一般媒介契約：複数の仲介業者と契約できる（ただし、営業活動の成果が出にくいケースもある）

4．販売活動

媒介契約を結んだ後は、査定額を元に販売活動を行います。これまで実績のある不動産会社なら、地域ネットワークにも通じているため、買い主に向けて積極的にアピールすることが可能です。また、見学日に合わせて室内を清掃しておくと、買い主に対して好印象を与えられ、購入にも繋がりやすくなります。

5．売買契約

売買条件に関する交渉が買い主とまとまり次第、売買契約を結びます。不動産売却で譲れないポイントがある場合は、事前に不動産会社の担当者へ相談しておくと、交渉がスムーズにいく可能性が高くなるでしょう。また、一般的に手付金が1割から2割ほど発生します。

6．引き渡しの準備

引き渡し後のトラブルを避けるため、水道や電気、ガス、住宅設備の状態などを、買い主と共に確認します。所有者移転手続きを行うため、必要書類も準備しておく必要があります。

7．引き渡し＆代金受領

手付金を除いた残りの代金を受領した上で、所有権の移転や抵当権抹消などの登記申請を実施します。買い主に鍵を渡すことで、引き渡しが完了します。

このように不動産の査定から売却は、7つのステップで実施されます。広島不動産売却センターでは、地域密着型であることを活かし、お客様の不動産売却をサポートします。広島で空き家や土地などの不動産売却をお考えの際は、お電話もしくはメールフォームよりお気軽にお問い合わせください。